第三十三回こんぴら歌舞伎@旧金比羅歌舞伎大芝居(金丸座) 後編

  • Day:2017.05.06 21:22
  • Cat:Report
私が伺ったのは週明けでしたが、割と満席状態。
東京からというより、関西からいらっしゃる方が
多い印象を受けました。
撮影したのは、開演15分ほど前でしたので、
ところどころ、座布団が見えています…。

IMG_20170410_105650.jpg

小雨降る、肌寒い陽気だったので、
膝掛けの毛布がよく出回っていました。
(冷え性なので、私もお願いしました。)
現存する日本最古の芝居小屋、
国の重要文化財ということで、お手洗いは別棟。
突貫で作られたユニセックスでした。

さて、今回の演目は、こちら。

IMG_20170410_105424.jpg

第一部 午前十一時開演

一、「神霊矢口渡」
二、「忍夜恋曲者 将門」
三、「お祭り」

一、「神霊矢口渡」は、江戸で人形浄瑠璃の作品として初演。
平賀源内が福内鬼外というペンネームで書いたもの。
自らの命を犠牲にし、恋しい人に尽くす娘と、敵となった強欲な親との対立。
二、「忍夜恋曲者 将門」では、英雄・平将門公の娘である滝夜叉姫が、妖術を使い、
源頼信から将門の残党狩を命じられた大宅太郎光圀と戦う様が描かれます。
三、「お祭り」は、片岡仁左衛門ファンにはたまらない一作。
江戸の三大祭りのひとつ・山王祭で、ほろ酔いになった鳶頭
粋でいなせ、色気たっぷりの松吉を十二分に堪能。

私は素人の伝統芸術好きなので、
細々したことは申せませんが、
やはり、役者との距離が近く臨場感があります。
(内子座でも、昨年そのような印象を受けましたが、
今後も地方興行を観て、比較していきたいと思います。)

五代目中村雀右衛門の襲名披露がメインでありましたが、
歌舞伎座で観たこともあり、今回第二部はご遠慮させていただき、
せっかくなので、こんぴらさん詣で。

IMG_20170410_144741.jpg

「象の目の 笑ひかけたり 山桜」

有名な句を思い出しつつ、
海の守護神まで、1368段の石段。
かなりキツイところですが、
桜のトンネルをくぐり、参ります。

IMG_20170410_145419.jpg

途中、神馬に遭遇。
神社へ赴くと、ついつい神馬に惹き寄せられてしまいます。
思わずパチリ。

IMG_20170410_145711.jpg

もう一頭のサラブレットは、なかなかお顔を見せてくれなくて残念…。

IMG_20170410_153337.jpg

私がカメラを身構えている中、馬を見る、さまざまな人の、
さまざまなことばが飛び交っていました。

「春うらら 磴道につづく人波の 北の南の 国訛りかも」

琴平町の第1号名誉町民、第21代宮司の歌にも出会い、
いまむかし、インバウンド需要についても考えさせられました。

IMG_20170410_152022.jpg

御本宮を拝殿。
奥社まで迷いましたが、来年も来るような予感があり、
今回はこちらまで…。

IMG_20170410_152342.jpg

木馬舎や祓戸社前銅馬、三穂津姫社直所前にも銅馬。
午年生まれの私としては、少し奇妙な親近性をおぼえました。

お酒好きの私は、旅行けば可能な限り
酒づくり、ワインづくり(その関連施設)を拝見しているのですが、
こんぴらさんの御神酒を造っている
西野金陵株式会社への酒造見学はスケジュール上、断念。
「飲めずに帰るかな…」と思っていたところ、
さまざまなハプニングがあり、最後の最後でいただけることに。

IMG_20170411_182503.jpg

「守れ権現  夜明けよ霧よ 山は男の度胸だめし
行けよ荒くれ どんどん登れ 山はいのちのみそぎ場所」

造り酒屋に生まれた言葉の魔術師の歌を思い出し、
ほろ酔いながら、いただきました。
来年も、訪れることを楽しみに。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。