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君に注ぐ

杯の詩。
といえば、中国の漢詩を思い浮かべます。

李白は詩仙、杜甫は詩聖、王維は詩仏。
お酒に関する漢詩の中で特に心に残っているのが、王維の詩。

「勸君更盡一杯酒 西出陽關無故人」
というフレーズは、お酒が飲めない学生時代から心に残っていました。

さらに、晩唐の詩人・干武陵の「勧酒」。
井伏鱒二の訳文もあります。

勧君金屈巵     コノサカヅキヲ受ケテクレ
満酌不須辞     ドウゾナミナミツガシテオクレ
花発多風雨     ハナニアラシノタトヘモアルゾ
人生足別離     「サヨナラ」ダケガ人生ダ

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井伏 鱒二

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またもやダークサイドに入ってしまった感じですが。
今年は酒だけではなく、杯にお茶も注いでいこうと思います。


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Comment

杯1杯で酔っぱらっていた青年が、
年齢とともに杯では足りないからコップ酒になり、
いまでは調子こいてボトル1本を空けるおっさんになりました。

世の痛みや苦しみの経験値と比例するのでしょうか。

それでも、杯に涙を浮かべるよりも、
笑顔を映すひとときでありたいと思います。
  • 2011/01/07 02:43
  • とらじろう
  • URL
実は私も学生時代はあまり飲めませんでした。。。

>世の痛みや苦しみの経験値と比例するのでしょうか。

年を重ねるにつれ、痛みをアルコール消毒したいシーンが増えていきます。

>それでも、杯に涙を浮かべるよりも、
笑顔を映すひとときでありたいと思います。

確かにおっしゃるとおり。
せめて笑顔で杯をあおりたいものですね。

  • 2011/01/07 09:39
  • umi
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