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震災所感。

東日本大震災の余震、その後の影響、原発の問題やらで心を痛める中。
ふと、思い出したのは、10代の頃に目にした詩の一節。

「私は、人類にたいした希望を寄せていない。
人類は、かしこすぎるあまり、かえってみずから禍いをまねく。
自然を相手にするときには、自然をねじふせて自分の言いなりにしようとする。
私たちみんなの住んでいるこの惑星にもう少し愛情をもち、
疑心暗鬼や暴君の心を捨て去れば、人類も生きながらえる希望があるのに。」

レイチェル・カーソン著『沈黙の春』

The Sense of WonderThe Sense of Wonder
(1998/05/11)
Rachel Carson

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新潮文庫版の冒頭で目にした作家、E・B・ホワイトによる詩。



「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」という名文句で知られる
林芙美子は著書の中で、1923年9月に被災した関東大震災について、述べています。

放浪記 (新潮文庫)放浪記 (新潮文庫)
(1979/09)
林 芙美子

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ちなみに。
林芙美子について、私は少し誤解していました。

彼女の遺稿の中に、
「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かれど 風も吹くなり 雲も光るなり」
とあったそうです。

傾けるべきは生活者の声、と改めて感じた今日このごろです。


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