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熊野小紀行 中篇

  • Day:2011.05.10 23:33
  • Cat:Travel
引き続き、熊野探訪。

速玉大社の境内には、神宝館がありました。
1200点に及ぶ熊野御幸にまつわる遺品、彩絵櫓扇、桐唐草蒔絵手箱等が所蔵。
国宝級の重要文化財が公開されていました。
中でも、目を引かれたのは、熊野三山貸付に関する書状。熊野三山、実は「金銭貸付け業務の発祥地」という説もあるのだそう。

hayatama007.jpg

「熊野三山寄附金貸付」は、八代将軍・徳川吉宗が江戸時代、1736年(享保21年)に三山の修理費として、2千両を寄進したことに始まります。この2千両が、三山造営に名を借りた藩営の金融業の元手に。幕府の許可を得て、一般からの寄進のほか、大名や有名社寺に大規模な貸付けを行ったといいます。さらに、富くじ(現代の“宝くじ”に相当)も売り出して、相当な利益を得たのだとか。幕府(お上)の許可と御三家の威光、熊野三山の信用があれば、まさに怖いものなし。

hongu001.jpg

さて、いよいよ熊野本宮大社へ。
杉の木立が生い茂る石段を上っていきます。

hongu002.jpg

実は、1889年(明治22年)の熊野川の洪水被害で、社殿を現在の場所に移転したのだそうです。

ooyunohara.jpg

以前は、こちらの大斎原に。

torii.jpg

高さ33.9メートルの大鳥居がお見事。
(こちらは平成12年につくられたそうです)

飛龍大社へ向かう前に、湯垢離も兼ねて温泉宿へ。
今回は川湯温泉郷をチョイス。

koinobori.jpg

誕生日当日。熊野という地で、新たな一歩を踏み出せたことを不思議に思いつつも、喜ばしく感じられました。



後篇に続く。

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