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有り難い課題 その1 ~BOP編~

以前、参加した勉強会で知り合った大学教授の方から、新聞掲載記事や論文をお送りいただきました。
とっても有難く読ませていただきました。
が、それでチャンチャン♪では味気ないので、私なりに、生活者レベルの身近なところから考えてみようと思います。
お送りいただいた資料のテーマは、2つに分けられます。BOPビジネスと経営論。

まず、BOPについて。

BOPとは、そもそも“Base of the Pyramid(ピラミッドの基盤)”の略語。もともとあった“Bottom of the pyramid”(ピラミッドの底)という表現が差別的であるということで、最近では“Base of the Pyramid”が用いられているようです。
意味するのは、開発途上地域にいる低所得者層。所得別人口構成をグラフ化した時に、下から低所得者層(BOP層)、中間層、富裕層を積み上げたような三角形が出来上がるため、ピラミッドという表現が使われているそう。

近年、発展途上国などで年間所得3000ドル未満で暮らすBOP層に向けて、新しいマーケットや価値を創造するビジネスが脚光を浴びているようです。

ともすると。

「社会的弱者を食い物にするのか?」と言われそうですが、そういうわけではありません。(中には、そういうところもあるかもしれませんが)
企業が開発援助機関やNGOなどと連携し、社会的な課題に向き合い、現地のニーズに合わせた商品を販売していく、というもの。主にグローバルに展開する企業が、CSR(社会的責任)、将来における潜在的な顧客へのアピールという意図も含めて、感染症の予防や医療、食糧問題等の改善のために新たなサービス、マーケットを創出しているようです。


世界とつながるビジネス――BOP市場を開拓する5つの方法世界とつながるビジネス――BOP市場を開拓する5つの方法
(2010/11/16)
国連開発計画(UNDP)

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こんな本も出ていますね。

実は。
記事をお送りいただいたのは、駿河台大学の水尾教授。
専門は、CSR・経営倫理論だそうです。
掲載されていた記事の中に、BOPビジネスの3つの意義が書かれていました。

① 支援先地域の社会的課題の解決につながる

② 支援先地域の経済発展につながる

③ 企業にとっては新しい市場を生み出し、今後の成長戦略の要となる

「遠い国の話だし、自分とは遠く感じる」という人もいるかもしれません。

BOPについての具体的なお話については、また次回。





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