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再生可能エネルギーのフィールドワーク@東京農大

もともと好奇心が強い方ですが。
起業してから、政治・経済・マーケティング等に関連した
あちこちの勉強会に参加しています。

さて、そのひとつ。
第44回目となる勉強会のテーマは、「バイオマスの可能性」

現在、再生可能エネルギーの地域導入が取り沙汰されているものの
文系の私には正直、不可解なことも多い分野。
少しでも理解を深めるために参加してみました。
今回の会場は、東京農業大学

もやしもん(1) (イブニングKC (106))もやしもん(1) (イブニングKC (106))
(2005/05/23)
石川 雅之

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この漫画でも、注目を集めた大学です。

さて、最初は座学。
「再生可能エネルギー」とは何たるか、から始まり、
世界の再生可能エネルギーの供給量、「バイオマス」について、
また資源化とエネルギー化技術について学習。
国際的な動向と日本の政策もからめて、教えていただきました。

講師は、東京農業大学総合研究所
地域環境科学部の研究事業部長、牧恒雄教授。

バイオマスに対する考え方として、私が響いたのは、以下の部分。
・地域資源の活用=地産地消の考え方
・地域の意識改革=バイオマスタウン構想の構築

農大では世田谷区をはじめ、富士宮市、妙高市等の
地域社会との連携で研究開発も進められているとのこと。

フィールドワーク的に農大の施設を見学させていただきました。

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まず最初に拝見したのは、太陽電池駆動型農作業ロボット

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その後、生ごみ肥料化システム(みどりくん

世田谷区内の学校の給食センター等
各事業所から運ばれる収集しているとのこと。
東京農大産「みどりくん」は世田谷区内桜丘の農家に提供、
採れた野菜は農家の庭先で販売されたり、学校給食等でも使用されるそう。

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生ごみからエタノールを作る機械。

20110917_maki.jpg

樹木ゴミもエネルギーに変換。
牧教授の背後にあるのが爆砕・過熱水蒸気システム

改質炉に木材を投入し、水蒸気で加水分解。
改質後に成型すると、半炭化ペレットが完成。
ペレットは固形燃料になるほか、
埋め立て材料として土に還すことも出来るのだとか。

樹木ごみ⇒資源⇒エネルギー⇒木を土に還すという発想。

「どうしたら、やさしく利用されながら、土に還すことができるか」を考えた末、
環境に負荷を与えず、無理に炭化せずに、
「“やや炭”“ちょっと炭”とか、“半分炭”といった概念でつくる」という発想が生れたそう。

「ただエネルギー化しようとしても、目標がなければダメ」
という牧教授のことばが心に残りました。

農大は『実学主義』を教育理念とし、
『人物を畑に還す』を最大目標としているそうですが。

地域に根差した“エコテクノロジー”
研究・開発をすすめる姿勢に改めて感服いたしました。

次回は、収穫祭で披露される大根踊りを見に行きたいと思います。


参考:東京農業大学ホームページ、webジャーナル

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