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「たらいの中の水」のお話。

台風15号の影響で、全国各地多くの世帯・人々に
避難指示や避難勧告が

私の生まれ故郷である小田原も例外ではなく。
市内を流れる酒匂川などの水位が上昇し、
氾濫の危険が出たため、発令されました。
(21時前に解除されましたが…)

実家に連絡すると、無事に過ごしていたようで、
ちょっとホッとしました。

さて、もともと酒匂川は古くから頻繁に水害に見舞われ、
かつては“暴れ川”ともいわれたほど。

小田原が生んだ偉人・二宮金次郎(1787~1856)は、
少年時代、酒匂川の水害に遭遇し、一家の財産田畑を喪失。
その後、堤防工事に出たり、商人から残った松苗を購入し、堤防補強のために植えた。
そんな「尊徳松」の逸話をふと思い出しました。

あまりにも頻繁に堤防にいることから「土手ぼうず」の異名をとった金次郎さん。
江戸時代後期に「報徳思想」を唱え、農村復興政策の指導者となった人物です。

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社会科見学で、尊徳記念館なるものにも行った記憶がありますが。
金次郎さんをめぐるお話の中で一番好きなのが、「たらいの中の水」。

手前にすくい寄せようすると
水は奥に流れていってしまう。

その反対に、相手の方へ推して譲れば、
水は流れ流れて自分の方にかえってくるというたとえ話。

(確か、『二宮翁夜話』の一説だったと思うのですが、
記憶が定かではありません…)

どんな困難な状況においても、故郷の先人を見習いつつ
“推譲”の精神でいこう、と思う今日このごろです。


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