穀雨を過ぎて。 Day:2012.04.22 21:39 Cat:Book & Movie 暦の上では数日前に迎えた「穀雨」。今日になって、春雨が…その柔らかな雨をみているうちに。中国・唐の時代を生きた詩人・于武陵の「勧酒」という漢詩を思い出しました。「勧君金屈巵(君に勧める きんくっし)満酌不須辞(満酌 辞するをもちいず)花発多風雨(花ひらけば風雨多く)人生足別離(人生 別離おおし)」さて、井伏鱒二による名訳を以下に。「コノサカヅキヲ 受ケテクレドウゾ ナミナミツガシテオクレハナニアラシノタトヘモアルゾ『サヨナラ』ダケガ人生ダ」 (井伏鱒二『厄除け詩集』より)厄除け詩集(1977/01)井伏 鱒二商品詳細を見る「春雨降りて百穀を生化すればなり」穀物や草木にならい、風雨を受けつつ、日々成長していきたいと思います スポンサーサイト URL Comment(0)Trackback(0)Edit