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草のごとし。

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今朝、東の空を見て、ふと思い浮かんだのが
「もりもりもりあがる 雲へ あゆむ」という一句。

『汝自身を守れ、愚を貫け』
そう唱えた漂白の俳人、種田山頭火が遺しました。

季題や五七五の定型に縛られず、自由律俳句の先駆者として、
多くの名句を生み出した人です。

山頭火―草木塔 (愛蔵版句集シリーズ)山頭火―草木塔 (愛蔵版句集シリーズ)
(2000/11/25)
種田 山頭火

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「無駄に無駄を重ねたやうな一生だつた、
それに酒を注いで、
そこから句が生まれたやうな一生だつた」
酒と句を愛した山頭火は、晩年の日記に刻んでいます。


没後72年目にあたる今日。
何気なく、本のページを捲ると。

「山頭火はなまけもの也、
わがままもの也、きまぐれもの也、
虫に似たり、草のごとし」

そんな言葉を見つけ、聖書の一節が蘇りました。

『人はみな草のごとく、その光栄はみな草の花の如し』
"All men are like grass, and all their glory is like the flowers of the field"



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