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海辺で想う『一握の砂』

  • Day:2013.11.20 06:33
  • Cat:Travel
今月は、不思議と海辺に縁づいています。
東南アジアの海を見ているうちに、
ふと太平洋に面した海辺のまちを思い出しました。

20131119_000.jpg

陸前高田で目にした一本松。
税金ではなく奇跡の一本松保存募金により
人工的に保存されたモニュメントです。
防腐処理を施した幹にレプリカの枝葉は
確かに不自然ですが、波に飲み込まれたまちに
すっくと立つ姿は、見る者を圧倒します。

20131119_002.jpg

その後ろには、壊れた建物が残り、
道路は途中で水没。

20131119_0050.jpg

住民の方々が安心して暮らせる環境を確保できるよう
浄化(下水処理)センターの整備や盛り土作業、
土木工事が急ピッチで行われていました。

たまたま目にしたニュースに、こんな記事が。
陸前高田に啄木歌碑建立 震災犠牲者への思い重ねる
(岩手日報 2013/11/15付け)

チリ地震津波(1960年)と東日本大震災による津波で
二度流出した詩人・石川啄木の歌碑。
数年後、市が計画している祈念公園が完成した後は、
「奇跡の一本松」の近くに移される予定とのこと。

「頬につたふ なみだのごはず 一握の砂を示しし 人を忘れず」

『一握の砂』の1篇が改めて胸にしみました。


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(1952/05/19)
石川 啄木、金田一 京助 他

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