「末の世までも」 伝統芸を味わう秋。

  • Day:2014.09.21 22:33
  • Cat:Art
芸術の秋
週末は、大学時代からの友人の御縁で歌舞伎座
2006年に始まり、今回で9年目となる秀山祭
初代中村吉右衛門が築いた芸の伝承を目指し、
その俳名を冠した九月大歌舞伎

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今回行ったのは夜の部。

一.絵本太功記 尼ヶ崎閑居の場
二.連獅子 長唄囃子連中
三.曽我綉俠御所染 御所五郎蔵

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『絵本太功記』は、明智光秀の謀反を題材にした作品。
「映す絵本の太功記。末の世までも残しけり」
余韻を残したラストシーンが心に残ります。
『連獅子』は、片岡仁左衛門、千之助による
祖父孫での歌舞伎舞踊。
見つめ合う場面、ところどころで息ピッタリ。
そこはかとなく繋がりの深さを感じました。
『曽我綉俠御所染 御所五郎蔵』は、
河竹黙阿弥の傑作。
「これまで」という切り口上での幕切れでしたが、
あえて観客の想像に委ねるという…。
終いなき散り際の美学をひしひしと。

そして、翌日。
初参加となる美酒早慶戦へ
早稲田大学と慶應義塾大学に関係する
64蔵が純米大吟醸を出品。
「蔵元出身大学対抗」という切り口で
参加者が利き酒し、勝敗を決します。

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今年4回目となるイベントですが、
きっかけは、2011年3月11日の東日本大震災。
「慶応120美酒会」による義援金集め、
チャリティからスタートしたとのこと。

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三陸の秋刀魚蒲焼き風、胡麻豆腐、
黒毛和牛旨煮、梶木鮪角煮、
煮物、きゃらぶき、チーズに合鴨スモークと
お酒に合いそうなお弁当が提供された着席スタイル。

早慶やその関係の日本酒ファン170名が
日本酒コーナーへ向かい、飲み比べ、
3銘柄に投票します。

その結果。

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酒蔵個人優勝は、
1位 獺祭
2位 まんさくの花
3位 出羽桜

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総合での団体戦では、
1勝2敗の早稲田が4票差での勝利。

イベントには、七代、八代と数百年の歴史を持ち
代々引き継いでいる蔵元さんも多く参加されていました。

歌舞伎も、お酒造りも、
先人からの伝統芸としみじみ。
「継続は力」
そんな言葉を実感しつつ、杯を飲み干しました。
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