岩手てしごと旅②

  • Day:2015.03.27 18:22
  • Cat:Travel
引き続き、岩手てしごと漆めぐり。
2011年に世界遺産登録された平泉へ。

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浄法寺漆」が重要な役割を
果たしている国宝・中尊寺金色堂。

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「戦争のない平和で平等な社会をつくりたい」
「戦乱の犠牲者たちが、敵味方の区別なく成仏できるように」
そんな祈りと願いを込め、奥州藤原氏・初代清衡によって建立された中尊寺
金色堂は建物全体に漆が使われ、その上に金箔。
漆は内陣全面に施された螺鈿の接着、蒔絵にも。
1962年から約6年にわたった修復作業では、
金箔を貼るため、約100キロの浄法寺漆が使われたのだとか。

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金色と黒の世界から、堂の外へ踏み出すと
枝にかかる白雪が花のように感じられました。

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道すがら、芭蕉像を拝見。
奥州藤原氏が滅亡して500年目、
326年前の旧暦3月27日(本日)
奥の細道の旅に出たのだそうですが、
月日の流れに、もの思わずにいられません。

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本堂の近くにある峯薬師堂。

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札所には、目の絵馬がいっぱい…。
「日本で唯一、眼専門の如来像はここだけ」とのこと。
なんだか妙に目が引き寄せられました。

それから、毛越寺へ。

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慈覚大師円仁が白鹿を目にして開山し、
藤原氏二代基衡から三代秀衡の時代に造営。

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仏の世界、浄土を表現したとされる庭園。
日本最古の庭園書に基づいてつくられたのだそうですが、
樹木とモノトーンによる空間美に圧倒されました。

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さらに、平泉の伝統工芸「秀衡塗」の薫陶を受けるべく、
丸三漆器を訪問。

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漆と金の特産地ということで、菱形の金箔が用いられ
漆絵でデザインした草花や吉祥が特徴的。

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「梅さくら おのが所を 心得て 姿やさしく 命常しえ」
漆器にしるされた郷土の作家の言葉が
しみじみ胸に残りました。

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