秋分を前に。 その弐~稲門文楽鑑賞会~

  • Day:2017.09.20 01:33
  • Cat:Report
今秋、初めての国立劇場 小劇場。
『菅原伝授手習鑑』から4カ月ぶり。
今回は稲門のご縁による文楽鑑賞会『生写朝顔話』へ。

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開場前に楽屋口前に集合。
それから、バックステージツアー。
入口を入ると、まずお稲荷さんがあって吃驚しましたが、
そういえば、内子座の中にもお稲荷さんは祀られていましたし、
歌舞伎座右手にも御鎮座。
神妙に思いつつ、中へ中へ。

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事務所(受付)前。
タイムカードとかよりも、こういうアナログな感じが好きです。

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舞台前のお人形たち。
こうしていると、ただの人形ですが、
舞台の上では息吹きかけられて、活き活きと。

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開演直前にもかかわらず、かなり奥まで、
ご丁寧にご案内いただきました。
見学人数も多かったので、おそらくさまざまなところで
ご迷惑をおかけしたかと思いますが、
いろいろとお気遣いいただき、重ね重ね感謝です。
使い重ねられたお道具や行李なども拝見し、
本当に多くの方が長くしっかりと携わっていらっしゃるのだなと
伝統芸能について、改めて想うことがありました。

「生写朝顔話」、一言でいうと、
(チラシにある通り)"すれ違いの恋の物語"

物語自体は、文楽に珍しくハッピーエンドなのですが、
今回の宇治川蛍狩り~大井川の段では
恋の喜びはあるものの、周りを巻き込んだ挙句、
かなり悲痛な感じで終わっています。

今回はさまざまなところで「微妙」「巧妙」「神妙」と、
「妙」な感じを受けましたが、終演後のレクチャーも「絶妙」。

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ひとつの職業に対し、30年以上かけて
向き合っていくという、伝統芸能の世界について
改めて畏れと尊敬の念を持ちました。
近松、シェイクスピア、劇作家は数多あり、和洋かかわらず
ヒューマンドラマは基本的に悲劇が多いと思われますが、
たまには、ハッピーエンドの舞台も観られれば幸いです。。
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