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神無月の「生きる」

  • Day:2018.10.08 00:59
  • Cat:Report
神無月に入りまして、また連休。
(公私ともに、遠出できないこともあり、
私はお休みモードではありません…)

そんな中、ご縁をいただきまして、黒澤明氏 没後20年記念作品
生きる』というミュージカルを鑑賞しました。
DSC_0041ssss.jpg
演出は宮本亜門さん、作曲&編曲はグラミー賞受賞のジェイソン・ハウランドさん。
(お父さんもいらっしゃっていました)
脚本&歌詞は、『アナ雪』の歌詞翻訳(訳詞)を担当した高橋知伽江さん。

プレビュー講演の渡辺勘治役(ダブルキャスト)は、市村正親さん。
なぜか、市村正親さんの舞台はたびたびご縁があり、
前回は3年程前、池袋のサンシャイン劇場で1枚の白い絵をめぐり
親友3人が舌戦を繰り広げる3人芝居『ART』を鑑賞しておりました。

当たり前のことですが、お芝居の世界で勝負されてこられた方たちは、
やはり発声が違うというのが、ありありと実感致しました。

スティーブン・スピルバーグ監督は黒澤監督の訃報に際し、
"The pictorial Shakespeare of our time"
「現代における映像のシェイクスピアだ」と称したとのことですが、
映像美に対するこだわりが半端ない感じが(今観ても)します。

※トニーさんとは面識接触ございませんが、リスペクトしておりアップさせていただきました。

その黒澤作品が、ミュージカルになるということで、舞台挨拶でも
お話されていましたが、「いったい、どうなるの?」という感じでしたが、
映画の世界観を崩さず、ミュージカルとして
バランスよい展開に成立させていて、流石だなと思いました。

ただ、このお話は昭和20年代に公開されていて、
やはり現状とは、かなり異なっているということが気になりました。

土地と場所に対する価値観、いま、人が求め、集まる場所、
そして、家族と周囲のあり方は全く変わってしまった気がします。

(拝見したところ)大人の方々が多数お見えになっており、
涙されている方も多々いらっしゃいました。
幾度に及ぶカーテンコールをまざまざと目にしつつ、
いまの時代を「生きる」切なさ加減、世代によってさまざまと。

もう少し、いろいろな方とお話してみたかったな、と思いつつ
劇場を後にした新月迫る夜でした。
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