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【お知らせ】年末年始の営業とお客様対応窓口につきまして

今年も早いもので、年末まで残すところ、
25日となりました。

本年は12月29日(土)より、明くる年1月3日(木)まで、
株式会社海の受付窓口が休業となります。

なお、期間中、各お問い合わせ先は、
以下のとおり営業いたします。

■お電話・FAXからのご対応窓口

Tel:03-6890-8333
Fax:03-6228-2004
*音声対応となりますが、24時間随時受け付けております。

■メール、お問い合わせフォームからのご対応窓口

Mail:info@umizu.net
お問い合わせフォーム
*メールにつきましては、年末年始も常時受付けております。

緊急案件の場合、その旨をご記載、ご連絡いただけましたら、
迅速に最大限の対応を致します。

ご不便をおかけしますが、
何卒ご了承の程、宜しくお願い致します。

皆様方におかれましては、
よきクリスマス&年末年始
迎えられますよう謹んでお祈り申し上げます。

チョコレート・センセーション☆PALET D'OR presents a Bean to Bar chocolate workshop

今年も残すところ、42日となりました。
年を重ねるほど、一年十二ヶ月が
短くなっているように感じられます。。

さて、昨日は、ご縁をいただき
パレドオール ショコラティエ 三枝俊介の奥深きチョコレートの世界へ。
会場は、ANAインターコンチネンタルホテル東京。
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ロビーで、ちょっと意表をつかれました。
そろそろ恒例のクリスマスツリーかなと思っていたので。

チョコレート・センセーション
10月から12月26日のクリスマス明けまで、
期間中総重量4500kg、220種類の
チョコレートメニューや商品を提供するというイベント。
期間中に二度行われるセミナーの第一回目に参加してきました。
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マム グラン コルドンとフランボワーズの
ショコラのマリーアジュからスタートです。
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NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で今年5月にも
取り上げられていた「究極のチョコレート」の元となるカカオが登場。
トリニダード・トバゴ産「グランクヴァ農園」のカカオ。
この豆から実際にチョコレートが出来るまで、
デモンストレーションしつつレクチャーいただきました。
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こちらのギロチンカッターでカカオ豆をカットし品質チェック。
熟れ具合のタイミングを見極めるのが難しいとのこと。
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カカオ豆を試食。ほろ苦いので、
お砂糖と一緒に召し上がるよう勧められました。
また、グラインドして出来たカカオマスや
自家製シングルオリジンカカオバター
(ホワイトチョコレート)もテイスティング。
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即興でつくられる「ショコラ・ショー」や
ガナッシュ作りのデモンストレーションも。
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時折、クスっと笑わせつつ三枝さんはさすがのお手際。
「ショコラづくりは、急ぎすぎてはいけないけれど
急がないといけない場面もある」とのこと。
スタッフの方々も、キビキビと自分で考え行動している姿が
とても印象に残りました。
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出来たてのショコラ・ショー、ボンボンショコラ、さらに
ビターとミルクが入ったタブレットの比較ティスティング。
ちょうど、タイムリーなグッド・ニュースも。
イタリア・フィレンツェで開催された
International Chocolate Awards WORLD FINALEにおいて
アルチザンパレドオールのホワイトチョコレートが金賞に。
おそらく、より一層、美味しく感じられた気がします。

今回のレクチャーで、世界の生産量の約6割が
コートジボワールとガーナで占められている状況、
児童労働についても言及されていたのですが、
アフリカ関連の仕事で『チョコレートの真実』を読み返していたばかり。
大量生産されているものと
顔のみえる作り手によるショコラとの違いを
改めて考えさせられました。

ひとつの農園で大切につくられたカカオ豆による
チョコレートをさまざまな手法でテイスティングするという
希少かつ貴重な機会を得ることが出来、
ご縁をいただいた皆様に心から感謝です。

※追記ですが、パレドオールさんでは
100%チャイルドレイパーフリーカカオ等
ガーナの児童労働をなくすための活動にも
取り組んでおられます。

神無月の「生きる」

  • Day:2018.10.08 00:59
  • Cat:Report
神無月に入りまして、また連休。
(公私ともに、遠出できないこともあり、
私はお休みモードではありません…)

そんな中、ご縁をいただきまして、黒澤明氏 没後20年記念作品
生きる』というミュージカルを鑑賞しました。
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演出は宮本亜門さん、作曲&編曲はグラミー賞受賞のジェイソン・ハウランドさん。
(お父さんもいらっしゃっていました)
脚本&歌詞は、『アナ雪』の歌詞翻訳(訳詞)を担当した高橋知伽江さん。

プレビュー講演の渡辺勘治役(ダブルキャスト)は、市村正親さん。
なぜか、市村正親さんの舞台はたびたびご縁があり、
前回は3年程前、池袋のサンシャイン劇場で1枚の白い絵をめぐり
親友3人が舌戦を繰り広げる3人芝居『ART』を鑑賞しておりました。

当たり前のことですが、お芝居の世界で勝負されてこられた方たちは、
やはり発声が違うというのが、ありありと実感致しました。

スティーブン・スピルバーグ監督は黒澤監督の訃報に際し、
"The pictorial Shakespeare of our time"
「現代における映像のシェイクスピアだ」と称したとのことですが、
映像美に対するこだわりが半端ない感じが(今観ても)します。

※トニーさんとは面識接触ございませんが、リスペクトしておりアップさせていただきました。

その黒澤作品が、ミュージカルになるということで、舞台挨拶でも
お話されていましたが、「いったい、どうなるの?」という感じでしたが、
映画の世界観を崩さず、ミュージカルとして
バランスよい展開に成立させていて、流石だなと思いました。

ただ、このお話は昭和20年代に公開されていて、
やはり現状とは、かなり異なっているということが気になりました。

土地と場所に対する価値観、いま、人が求め、集まる場所、
そして、家族と周囲のあり方は全く変わってしまった気がします。

(拝見したところ)大人の方々が多数お見えになっており、
涙されている方も多々いらっしゃいました。
幾度に及ぶカーテンコールをまざまざと目にしつつ、
いまの時代を「生きる」切なさ加減、世代によってさまざまと。

もう少し、いろいろな方とお話してみたかったな、と思いつつ
劇場を後にした新月迫る夜でした。

長月の文楽(東京公演)第二部観劇&文楽座学

  • Day:2018.09.24 22:33
  • Cat:Report
秋分の日を迎えまして、陽から陰へ移り変わる時期。
相次ぐ災害、地震、悪天候等で被害、影響を受けられている方に
お見舞い申し上げるとともに、すべての皆様が心穏やかに
安心、安全に過ごされますよう、心より祈念致しております。

さて、長月の文楽(東京公演)観劇、今回は第二部、
NPO法人人形浄瑠璃文楽座の文楽座学のレポートを
備忘録的にアップ致します。

『夏祭浪花鑑』は、全九話の世話物(時代世話)。
国立文楽劇場のWebサイトに掲載されていた寄稿
松竹の歌舞伎演目案内等で、あらすじが分かります。
ものすごくざっくりいうと、大阪の魚屋さんによる舅殺し。

今回の文楽座学1回目は、早稲田大学文学部児玉教授によるレクチャー。
古地図と慶應義塾大学所蔵の挿絵(文献)を眺めつつ。

刺青=彫り物≠入れ墨

『刺青・性・史 逆光の日本美』という著作についても
少し触れておられましたが、学生時代、
谷崎潤一郎ワールドに耽溺していた私としては
かなり興味深かったです。

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文楽座学2回目は、人形遣いであられる
吉田勘市さんによるレクチャー。
(第一部の出演ながら、団七を御持参いただき、感謝です)
5月の公演でも大変分かりやすかったので、
レクチャー目的で国立劇場伝統芸能情報館へ馳せ参じました。
そこで、上方落語と人形浄瑠璃の共通点など伺いました。
たとえば、『初音の鼓』や『寝床』、
そして今回の五段目「道行妹背の走書」は
落語の演目『ふたなり』に重なっているとのこと。
浅薄な知識ですので、イヤホンガイドでは分からないこと、
どこかで観たけれど覚えのないことも多々あり、
ああなるほど、といろいろ納得致しました。

また、六段目「釣船三婦内の段」。
人妻の色気を醸し出している侠客の女房が
焼けた鉄弓を当てて傷を作る場面があるのですが、
講義の中で南北朝時代に曹洞宗 最乗寺をひらいた
了庵慧明禅師の妹とされる
慧春尼信仰についてお話されていました。
私は、生まれも育ちも小田原です。
程近い南足柄の最乗寺は、
たびたび伺ったことがあります。
ですが、美女の慧春尼が入門を願ったが許されず、
自分の美貌が妨げになるのならと、
焼け火箸を顔に当て「我が心を示せり」と
弟子入りを願ったという話は全く知りませんでした。
さらに、女人救済のため、薪を積み上げて火をつけ、
自身を法灯と化して入定したということも。

お話を聞くにつれ、私にとって、
少し遠くに感じていたストーリー、人間模様が
一気に、とても近づいた感じがしました。
私は一公演に何度も足繁く通うことはできないのですが、
拝見する度、太夫さんも三味線さんも人形遣いの方も
まさに三位一体で素晴らしいと感じております。

レクチャーにいらっしゃった方で、大阪の舞台と国立劇場とでは
どこか違うとお話されていましたが、
キャパや間口の問題ではなく(多少それもあるかもしれませんが)
やはり文楽のためにつくられた劇場と、
それ以外では違うような気が致します。
11月公演は、大阪に行くことが出来たらと思いつつ、
年末進行を念頭に、粛々と諸々励んで参ります。

長月の文楽(東京公演)第一部観劇

  • Day:2018.09.18 20:33
  • Cat:Report
相次ぐ災害、地震、悪天候等で被害、影響を受けられている方に
お見舞い申し上げるとともに、すべての皆様が心穏やかに
安心、安全に過ごされますよう、心より祈念致しております。

さて、皐月に行われた東京公演に引き続き、今月も観劇して参りました。
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第一部は、明治150年記念に因み、明治期につくられた名作
『良弁杉由来』と『増補忠臣蔵』。
細かな解説は日本芸術振興会の国立劇場トピックスにあります。
『良弁杉由来』は、ひとことで言うと、
生き別れになった母子の再会ストーリー。
『今昔物語集』などの説話に見られる親子再会物語と
『沙石集』の良弁僧正の出生譚が結びつけたものらしいのですが、
貴種流離譚、ヒーローズジャーニー的な展開よりも、
心を病み、我が子を求めてさすらう母親の方に
スポットが当たっているところに感じるものがありました。
当時の(戦争に突き進んでいたような)
時代背景を考え合わせると、
この作品が当時新作浄瑠璃の佳作として
評価を得たというのも、わかるような気がしました。
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『増補忠臣蔵』の内容は、言わずもがなでしょうか。。
今回、人形浄瑠璃文楽座主催による
文楽座学とともに文楽座話会もありました。
そこで、相次ぐ襲名披露公演の先駆けであられた
豊竹呂太夫さんのお話を伺う機会に恵まれました。
襲名前と襲名後のお話、また、義太夫発声ゼミ についても
軽妙にトークいただきました。
『増補忠臣蔵』の登場人物で完全なる悪役の声の出し方についても
素人にも分かりやすく教えていただきました。
「喉に楽器をつくるのに20年かかる」とのこと、大変納得致しました。
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幕間には、日本芸術文化振興会人形浄瑠璃文楽座共催で、
北海道胆振東部地震災害義援金を募集していました。
文楽技芸員の方が呼びかけされているのをお見かけし、
以前の災害時にも、同じような光景を劇場で観たのを思い出しました。
改めて、いまの自分に出来ることを積み重ねなければならないと
気が引き締まる思いでした。

第二部公演についても一気にアップしようと思っておりましたが、
かなり長くなってしまいましたので、また改めまして。